Before and After ① ショートカット

Before and After ① ショートカット
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ビフォーアフター その① ショートカット

今回のメニュー:カット+カラー

年末にお越しになったショートカットのお客様。

少しずつですが解説していきたいと思います!

カット「お任せ!」で毎回満足していただいています

そのお客様お客様に合わせて似合わせれるように心がけています!

基本はお任せが多いですが、いつも仕上がりの長さのイメージだけは必ずお客様と共有することが多いです!

長さが変わるとイメージや雰囲気が変わるので長さの似合わせを一番、大事にしています!

例えば、顎ラインのボブというオーダーがあったとしたら、顔の長さが変わればその人によってサイドの長さが変わってくるのでイメージや雰囲気が変わります。

なので、スマホで検索してなりたいイメージ、雰囲気があればその画像を元に擦り合わせていくこともあります!

髪の毛の悩み

それから、ほとんどのお客様は髪の毛の悩みがあり、イメージや仕上がりの雰囲気をはじめに共有するのですがこちらのお客様は、細かいことが大嫌い、スッキリショート、可愛く、任すわ!と男前なお客様 笑

なので、美容師目線で気をつけていることを書きます!

  • 癖毛で乾燥毛、髪の毛はやや細めだけど量が多く膨らみやすい
  • 生えグセはそこまで気にならない(ドライヤーでの乾かし方やブローで簡単に仕上がるぐらい)が髪の毛1本1本のクセがキツい
  • スタイルは作りやすい髪質
  • 量は多いけど、トップはペチャっとしやすい
  • 顔の形が丸いのを気にしてるのでサイドの長さを慎重に設定(似合うように)
  • 丸さの加減のイメージ(ボーイッシュ、ガーリー、個性的)
    →キツく見られやすいので柔らかい丸みのあるガーリーなイメージ

上記のことを考えながら、デザインしました!

スキバサミでのセニングについて

また、こちらのお客様は長年担当させていただいていてスキバサミでセニングされることが苦手です。

髪の毛、1本1本のクセがキツいのでスキバサミでセニングすると確かに時間が経つと髪の毛が汚れてしまい、パサつきや切れ毛の原因になります。

当サロンではスキバサミを使用していないのでご安心ください。

カラーも「お任せ!」

カラーも基本はいつもお任せ!

お任せの際は最低限、明るくしたいか暗くしたいかを聞いて色味はこちらで決めることが多いです!

長く来ていただいているお客様は色味の好みもわかっているので季節、ファッション、メイクなどに合わせてカラー剤を調合します!

今回は、

  • 前回、ブリーチをして淡いベージュ系にしたので今回はピンクにしたい(元々、赤系の色が好みだけど、せっかくブリーチしたので先に明るめのカラーをして次回、ピンクにするプランでした)
  • 色が落ちてきた時にキンキンにならないように
  • すぐ落ちるかもしれないのでやや濃いめに入れておきたい

上記のことを配慮しながらカラー剤を調合します!

パーソナルカラー

近年、ずっと流行っている「ベージュ系」「アッシュ系」「グレー系」「グレージュ」「外人風カラー」「透明感があるカラー」「くすみ系」などがありますが、肌の白い方や秋冬はオレンジやレッド系、ボルドーなどのパープルがMIXした暖色系のオーダーも多いです。

さらにパーソナルカラー診断が流行っています。

メラニン

しかし、実際の好みや人によってメラニン色素の量が違います

持って生まれた地毛の色は、主にコルテックスに存在するメラニン色素の種類と量によって決まります。

メラニン色素には、ユーメラニン(黒褐色系)とフェオメラニン(黄赤色系)があります。ユーメラニンが多くメラニンの総量が多いのが黒髪。

メラニンの総量が少ないのがブロンド。

そして、いずれのメラニンをもほとんど含まないのが白髪です。

ですので、パーソナルカラーを100%落とし込むのはとても難しいです。

今回は量は多いけで、やや髪の毛が細く赤系の色が入りにくい髪質+ブリーチ毛をしているので赤の量の調節やパープル(黄色の反対色なのでキンキンを消してくれたり、赤色に深みを出したりする際にMIXします)を調合しました。

近年のカラー剤は上記の調合が難しいためオートマチックになり調合されたカラー剤になりましたが、従来、カラーの調合はカラーリストにとって難しい基礎の技術でした😣

進化と共に退化してしまった美容の技術もあります。

先程、お伝えしたように今回は赤系の色が入りにくい髪質+ブリーチ毛をしているので赤の量の調節やパープルのMIX、そして濃くする際にはお客様に説明することも重要ですね。

ホームケア

今回は赤系のカラーで色が落ちやすいので少しホームケアの話を書きます。

美容室でカラー後、トリートメントをよく勧められることはありませんか?

トリートメントをしないと色がすぐ落ちるのではないか、傷むのではないかと感じてしまいますよね😭

カラー剤の調合で気をつけてはいますが、色が落ちやすい原因は毎日のシャンプーが鍵です!

美容室、ドラッグストアで値段や成分、様々な種類のシャンプーが販売されていますが女性は香りやパッケージのデザインで選んだり、値段で選ぶ方もいればサロンで勧められたからという方もいらっしゃいます😌

ですが、値段が高いから良くて安かったら悪い、サロンで売ってるから安心とは限りません😭

商品は流通させるために商品の原価の他に広告料などが乗ってきます😣

そのため、上代が高く設定されているケースが多くなっています!

洗浄力やコーティング剤

さらに洗浄力やコーティング剤など重要な選び方があります!!

その成分によって色の落ち方が変わってきます😵

コストを下げるために質の悪い界面活性剤を使用したり、アレルギー性の高い成分を使用したりと消費者にはわからない闇が多くあります😨

ほぼ毎日シャンプーするので質の良い商品を使用しなければ当然、色が落ちてしまいますよね?

近年、ブリーチ毛が多く質感をアップさせるために髪の毛の内部には良くないシリコンやその類似成分により初めは良かったものの蓄積しやすい成分なので枝毛や切れ毛、ごわつき、乾かないといったトラブルも多いです😓(また詳しく書きます)

是非カラーの際に相談して下さい😊♪

Praionでは商品の開発に携わっている、商品や薬剤知識が豊富なスタッフが担当しますので安心して綺麗なカラーを楽しめます😌

Praionのコンセプトは繰り返しカラーを楽しめるように、安全かつ次のカラーサイクルを意識して施術を行っております!

カラーの悩みがある方はぜひご相談ください🙇‍♀️

今回も前回に引き続き、一人のお客様を施術する際の一連の流れを解説してみました。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

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